■「多能工」とは?未来の職人像 まず、「多能工」という言葉をご存知でしょうか? これは、設備・大工・電気など複数の分野に対応できる技能を持つ職人のことを指します。 これまで職人の世界では「専門分野に特化すること」が一般的でしたが、近年の人手不足や工期短縮のニーズを受けて、 「1人で複数の作業ができる職人」の需要が高まっています。 この研修では、ただ技能を身につけるだけではなく、生産性の向上、現場での判断力や応用力、 そして何よりマインド(考え方・姿勢)を徹底的に学ぶことが重視されています。 ■心技体を鍛える1ヶ月間の研修 日賀野が参加している「多能工学校」は、ハウジング重兵衛様の菅谷代表、福地専務、 甲島棟梁といった豪華な指導陣のもと、極めて実践的なカリキュラムが用意されています。 • 座学による理論学習 • お客様の現場での実地研修 • メーカー・ショールームでの商品理解 • 千葉県・成田山新勝寺での写経体験 驚くことに、単なる技能研修だけではなく、心を整えるための“写経”までカリキュラムに含まれているのです。 職人である前に「人としてどうあるべきか」を考え直す貴重な時間となっており、日賀野も深い感銘を受けております。 ■現場での気づきと社内へのフィードバック 研修期間中、日賀野は毎日のように、気づきや学びを当社に報告してくれています。 「このやり方は三ツ星にも取り入れられそうです」 「この仕組みならお客様の満足度ももっと上げられると思います」 「道具の管理や安全意識、全てに意味があると気づかされました」 こういった前向きな言葉から、単なる研修生ではなく、 もう一段ステップアップした職人としての視点を感じることができます。 ■“100点満点で卒業したい”という覚悟 研修はいよいよ終盤を迎え、まもなく卒業試験です。 日賀野本人は、「100点満点で卒業したい」と口にしています。 この言葉には、彼の覚悟と誇りが詰まっています。 妥協せず、学び尽くし、実力を出し切って卒業する。 そんな強い意志が伝わってきます。 これまでの姿からも分かるように、彼は毎日を無駄にせず、誰よりも真剣に取り組んできました。 この1ヶ月で、技術だけでなく人としての深みも増し、三ツ星ハウジングのこれからを担う存在として確かな成長を遂げつつあります。 ■研修の成果を、三ツ星へ―― 今回の日賀野の研修は、彼個人の成長にとどまりません。 それは、「新しい働き方・職人像」を社内に持ち帰り、 当社全体に広げてくれるという期待でもあります。 「全員が多能工になる必要はない」 けれど、彼のように自ら学び、吸収し、行動に移す社員がいることで、 三ツ星ハウジングはますます柔軟に、お客様のニーズに応えていけると信じています。 ■最後に~重兵衛の皆様へ感謝を込めて 最後になりましたが、このような貴重な学びの場を提供してくださった ハウジング重兵衛の菅谷代表、福地専務、甲島棟梁をはじめ、 関係者の皆様に心より御礼申し上げます。 「人を育てる」ということは、時間も労力もかかる尊い取り組みです。 日賀野がこのように成長できたのは、皆様の本気のご指導あってこそです。 この学びを、私たち三ツ星ハウジングも大切に育て、次の世代に繋いでまいります。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
追伸 写真を見るとお分かりですが、夜は基本飲み会のようです。
親睦を深めるのはいいのですが、太りすぎないよう 注意お願いします。(^▽^)/